Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

2022年2月のブログ記事

  • 人くささが嫌い

    昨日の続き 幸田文さんが永井荷風さんのことを、こう言っていた。 「先生は人嫌いではないのだ。  だが、先生にとって、  人というものはほんのぽっちりしか要らないのだ。  人くささが嫌いなのだ」 この一文で あ~よかった、と安堵した。 仕事で付き合いのある年下の音楽講師が ある日相談をしてきた。 そ... 続きをみる

  • 現在高

    幸田文さんの「老いの身じたく」 「ものの一杯に詰った袋には、  それ以上新しくはいれられない。  が、空っぽになった袋へは、  新しく選んだものをいれることができる。  思えば  ”失うもまたよし”  ”失ったあとには新鮮が来る”です。  老いて失ったものをなげくことはない。  新陳代謝だと思えば... 続きをみる

  • うふふの基準

    昨日は有休消化 仕事があるだけありがたいとはいえ 決して、恵まれた額をもらっているわけでは 決して(←何度も言う)ない。 せめて与えられた特権は行使せねば! と思いつつ、計画性がまったくなく いつも有休休暇は年度末に流れていく。 なさけない、自分。 今回はささやかな抵抗の一日。 昨日は天気にめぐま... 続きをみる

  • きっと、彼が繋いでくれた

    彼が逝ってしまった事実が突き付けられたのは 火葬場からもどって 彼が今まで使っていたふとんに多くのシミが出来ているのを 確認した時からだった。 あんなに絶望的な涙を あんなに声をあげて流した事は たぶんいままでなかった。 ペットロスを心配してか 長男からすぐにメール攻撃。 ネットで黒ラブを必死で探... 続きをみる

  • Cから始まった時間が止まった日

    7年前の今日、彼はひとり 虹の橋を渡って行った。 「気をつけて行きなさい」も 一番言いたかった 「ありがとう」も最後に言えなかった。 夜中にふっと目が覚め 彼を触ると、すでに背中が冷たかった。 ひとりで逝かせてしまった。 あと40日ほどで16歳の誕生日 明確な理由はなかったけど その日をひとつの目... 続きをみる

  • 雲の名前を言い当てるのは難しい

    ただ単に覚えられないだけだ。 雲はいくらでも長い時間見ていられるくせに 名前はちっとも覚えられない。 昨日の帰り道 何本もの筋雲が綺麗だった。 そういえば 一番日没の早い日から比べると すでに1時間は日没が遅くなっているらしい。 日暮れが早いと、家事におわれる気がして すごく焦るから 日一日と時間... 続きをみる

  • 育てたように子は育つ

    ギフトで見つけた。 あの大ブームから 久しぶりに出会った気がする。 子らがまだ小学生だった頃 相田みつをさんの企画展があると聞き 家族で出かけた。 長女がクリアファイルが欲しいと言い、 それなら記念にと、一つずつ選ばせた。 もってきた名言がかかれたファイル 学力だけの話で言えば 手をかけただけに ... 続きをみる

  • ソフトクリームさかさまにしても大丈夫

    昔からなのか マラソンを真面目に走っていたからなのか 気が付けば、左足裏に魚の目ができていた。 それなりに市販薬などで対処してきたつもりだけど 昨年、たまに気が付いたら痛いなぁ~と思うこともあって 重い腰を上げて皮膚科を受診してみた。 「数年放っておいたでしょ。根が深そうですね。  一年くらいかか... 続きをみる

  • あたり前田のクラッカー

    先日、昔を思い出す曲を聞いたからかもしれない。 週末のまとめ買いで見つけてしまって おもわずカートインである。 幼いころはお菓子を食べる習慣とかなく あったらラッキー!のような感覚だったような気がする。 というか、いま思い出そうとしても お菓子を食べている光景が鮮明でないのは 食べた、食べてない!... 続きをみる

  • ミッシェル・ポルナレフ 愛の休日

    昨日の美容室 懐かしい曲が流れてきた。 ミッシェル・ポルナレフさんの愛の休日 昔EPレコードって言ってたっけ? うちに数枚あった、そのうちの1枚 たぶん姉がなけなしのお年玉か何かで買ったのだと思う。 このゴールドのインパクトがあまりに強かったのを 鮮明に覚えている。 個人的にはシェリーに口づけの ... 続きをみる

  • 蕎麦屋のかつ丼

    かつ丼である、だれがどう見てもね。 蕎麦を食べに行くのだが 毎回どうしても食べたくなる。 特にこの店のは格別。 それが証拠に、ほぼ定食にはかつ丼をセットできるような そんな仕組みにもなっている。 還暦を過ぎたってのは関係ないかもしれないが かつ丼をお残しせずに食べきれる自信はもうない。 お残しは失... 続きをみる

  • 如雨露

    ジョウロって こんな漢字書くの?と驚いてしまったのである。 知らなかった。 ずっと金物が欲しかった。 プラスチック製は意外と早く破損してしまう。 管理の仕方が悪いのかもしれないけど… ホームセンターで探していたけど、なかなかお高い。 迷って購入をためらっていたら Costcoに行ったときに偶然見つ... 続きをみる

  • 茂兵衛まんじゅう

    回転焼と言ったり 今川焼と言ったり いろいろ呼び名はあるが、 この地では「茂兵衛まんじゅう」というらしい。 100年前くらいの創業者のお名前らしい。 昔からの店構え 「おばちゃん1個ちょうだい」と 気楽に言えるような雰囲気がいい。 出来立てを船を見ながらベンチで食べる。 食べてる本人たちは「最高!... 続きをみる

  • シーナさんの育った町

    橋を越えてみた。 初めて渡船で。 自転車も載せられる100円の船旅 市民にとっては重要な足。 あまり旅に出る方ではないか 旅に出ると地元の商店街やスーパーをめぐるのが 本当にわくわくして、 旅の本来の目的のように感じてしまう。 日曜だからか それともほかの理由によるものかはわからないが しんとして... 続きをみる

  • たぬきケーキ

    先日テレビで取り上げられてたらしい たぬきケーキ いまでは見かけることが少なくなったが、 我が街には、まだあるのである。 古くからあるまちのお菓子屋さん。 和菓子から洋菓子から パンまである。 懐かしい‥ ホッとする‥ そんな佇まいの店である。 朝は7時から開けているというのに、 地域防犯のための... 続きをみる

  • 季節の天ぷら

    久しぶりに外で食事をした。 厄祓いの帰り。 今はお嫁の行きたい所 食べたいものが優先である。 製麺所のうどん屋 古民家改修した隠れ家的な うどん屋だが、次から次に お客様が来る。 みんなよく知っている。 季節の天ぷら 右からにんじん、ねぎ、菜の花、かぶ 下に隠れているのは、れんこんとしいたけ。 地... 続きをみる

  • 厄祓いの日

    厄祓いをお願いした。 自宅を出る時に降っていた雨もあがり 気持ちもすっきりと 新設された祈願殿へ向かう。 祈願殿には15組位の方がおられ 交通安全で有名ではあるとはいえ 本当に遠くから来られていた方ばかり。 この地が氏神様であることは、 ありがたいことなのだとあらためて思った。 収まらない感染症に... 続きをみる

  • 手抜きおにぎらず

    昨日は週末 思いっきり手抜きの昼食づくり 弁当づくりとは、きっと言ってはいけないのだろう。 完成品はこちら↓ おにぎらずは切らなくてはいけないのかもしれない 弁当用はこれでいいのではないかと まじでの手抜き。 家族には食べやすいと好評だし なにより帰宅しての洗い物がない。 4人分の弁当箱を洗うのは... 続きをみる

  • けなげ苺

    洗濯物を干していたら 庭に赤い蕾が。 蕾ではなくて苺でした。 3年前にお嫁が実家から もらってきた苗。 その年から毎年けなげに 小さな実をつけてくれる。 肥料もやらず 手入れもせず、 当然味はイマイチ。 それでも嬉しい。 仏前にあげて、 後からお犬と分け合う。 大切に手のひらにのせて 室内に運ぼう... 続きをみる

  • みらいめがね②

    ヨシタケシンスケさん、好きでしてね。 孫のTシャツなんかも揃えてたりする。 なので、図書館の新刊の棚で見つけたとき、 すぐさま手に取っていた。 申し訳ないが、萩上チキさんの作品は初めて。 最初に「祖母の思い出」とある。 このブログを始めて、母や父のことを思う日が続いているせいか のめりこむように読... 続きをみる

  • 姑の遺品整理は迷惑です

    予約していた本がはいってきたと図書館から連絡があり 受け取り事務をしている時に、ちょうど返却されてきた本 タイトルにひかれて借りてきた。 「そうそう、どこも同じよ!わかるわぁ」と 一気読み。 昨日 実家のサンルームの話を書いた。 母は父が亡くなって高齢になってもずっとひとりで生活してきた。 とても... 続きをみる

  • おひさまの温もり

    別大マラソンすごかった。 最後までドキドキで‥ 現地応援は急遽キャンセルとなったが、 本当に素晴らしかった。 感動した午後 日差しが出てきたから サンルームへ移動。 エアコンのあたたかい部屋も ゆるりとありがたいが、 やはりおひさまの力はぜんぜん違う。 サンルームに寝転んで見る景色 当然洗濯物があ... 続きをみる

  • 本日も買い出し予定

    昨日からチラホラ雪がまっている。 この地域ではめずらしい。 今日も寒いらしいが、買い出しに行く。 若い頃はそうでもなかったと思うが 今は仕事終わりに買い物に行って それから夕食を作るエネルギーがなくなってきた。 なので買い物は週末土曜日の午前中 かなりのまとめ買い。 平日は買い置きで弁当と夕食を作... 続きをみる

  • この国には中島みゆきという‥

    たまにだるい朝は通勤時に 中島みゆきさんを聞く。 曲がどうの‥の前に あの声を聴くと安心する。 缶コーヒーのCMで宇宙人さんが 昔、タイトルに書いたようなセリフを 言っていたような気がするが 正確には思い出せない。 思い出したくて、ネットで検索したけど ヒットなし。 でも、数々の名言がなつかしく ... 続きをみる

  • もう一度食べたい

    北鎌倉駅近く 光泉のいなりずし 一時期 小川糸さんの作品をすべて読みつくした。 小川糸さんの作品はどれも本当にやさしくあたたかく ライオンのおやつなんて何度読んだことか… でも 根っからの食いしん坊 食に関するフレーズや情景にとても弱い。 この本には本当に参った。 「ツバキ文具店の鎌倉案内」 いざ... 続きをみる

  • 節分

    今年は私が後厄で お嫁が前厄 初詣に行った神社に お参りに行く予定 今年はちび鬼が活躍して豆をまくことだろう。 我が家にはもう一匹猛烈に張り切る黒い鬼がいるので お豆は大豆しかまけない。 「福は内」と巻いた先から 猛烈に回収し始めるからだ。 大阪に転勤になった時 はじめて「恵方巻」という言葉を知っ... 続きをみる

  • 冬の防寒

    ユニクロのウルトラダウンコートと この古びたフードのコート2枚を着まわしている。 車通勤となると、ロングのコートはあまりいらない。 年齢のこともあり、重くなく着やすいものをと思ってしまう。 清潔にさえしていればよいと思い、近頃は持ち物も減らしている。 親の家を片付けたときに本当に苦労したから せめ... 続きをみる

  • 在宅勤務

    在宅勤務の朝 毎朝の家事量はかわらないが 「会社に行かなくていい」気持ちが 動作を緩慢にさせている気がする。 もうこんな時間 普通ならとっくに会社についている。 年を重ねるとできないことが増えてくる ゴミ出し一つもそう。 なにかの事情で入院したあとなどは 自宅に帰っても今までのようにできないことも... 続きをみる