Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

みらいめがね②

ヨシタケシンスケさん、好きでしてね。
孫のTシャツなんかも揃えてたりする。


なので、図書館の新刊の棚で見つけたとき、
すぐさま手に取っていた。
申し訳ないが、萩上チキさんの作品は初めて。


最初に「祖母の思い出」とある。
このブログを始めて、母や父のことを思う日が続いているせいか
のめりこむように読んでしまった。


「東」と「西」の祖母、
環境や人柄を思い出とともに描きながら


こうして両祖母のことを思い出しながら書いていても、
 二人の内面のことはよくわからない。
 ただ振り返れば、僕が生きているだけで、
 喜びを覚える人がこの世にはいたのだという事実が、
 今になって意味を持つ。
 老いや死は、その人の足跡までをも小さくはしない。


深いなぁ…


孫がいつかこのように祖父母のことを語る日が来るのだろう。
その時…


言葉が出るのがおそかった孫
遅れを取り戻すかのように連打で言葉を発する。
その中で「こわい」を飾り言葉で使うのは
「ばば」にだけである。


『ばば こわい』


こわいですとも!世の中にはいろんな人がいることを
まずはこの小さな家族という集団の中で
おぼえていただきましょうか。