みらいめがね②
ヨシタケシンスケさん、好きでしてね。
孫のTシャツなんかも揃えてたりする。
なので、図書館の新刊の棚で見つけたとき、
すぐさま手に取っていた。
申し訳ないが、萩上チキさんの作品は初めて。
最初に「祖母の思い出」とある。
このブログを始めて、母や父のことを思う日が続いているせいか
のめりこむように読んでしまった。
「東」と「西」の祖母、
環境や人柄を思い出とともに描きながら
『こうして両祖母のことを思い出しながら書いていても、
二人の内面のことはよくわからない。
ただ振り返れば、僕が生きているだけで、
喜びを覚える人がこの世にはいたのだという事実が、
今になって意味を持つ。
老いや死は、その人の足跡までをも小さくはしない。』
深いなぁ…
孫がいつかこのように祖父母のことを語る日が来るのだろう。
その時…
言葉が出るのがおそかった孫
遅れを取り戻すかのように連打で言葉を発する。
その中で「こわい」を飾り言葉で使うのは
「ばば」にだけである。
『ばば こわい』
こわいですとも!世の中にはいろんな人がいることを
まずはこの小さな家族という集団の中で
おぼえていただきましょうか。
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