Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

ソフトクリームさかさまにしても大丈夫

昔からなのか
マラソンを真面目に走っていたからなのか
気が付けば、左足裏に魚の目ができていた。
それなりに市販薬などで対処してきたつもりだけど
昨年、たまに気が付いたら痛いなぁ~と思うこともあって
重い腰を上げて皮膚科を受診してみた。


「数年放っておいたでしょ。根が深そうですね。
 一年くらいかかるでしょうが、頑張って焼いていきましょうね」


焼く?!


いわゆる冷凍凝固療法というものらしい。


今後 高齢になって痛みが激しくなって歩行に支障が出ても困る
治療に通うのが面倒になったりするのも大変そうだから
気合を入れて治すぞ!と決めて週に1回通っている。
すでに7ケ月目。
治療の甲斐あって、根が上がってきたらしい。
先が見えてきたぞ…と喜ぶ段ではない。
ここ数回は、とにかく悲鳴を上げるように痛い。
いや 大人だ。治療中はそんなことしない
というか、治療中は我慢できる程度なのである。
診察室を出てから10分くらいしてからが
壮絶に痛い。
車の中でなんども「痛い」と声が出るくらい
痛みの電磁波が襲うのである、それもいきなり。
歯の痛みどころの話ではない。
こんなの我慢できる人いるのだろうかと…


それでもまた行く。
この時は正直に先生に告げた。
「痛み止めもらえませんか」と
我慢強いほうではあるとおもうが
あの痛みには耐えられそうにない。


「痛み止め出しますけど
 あまり期待しないでください」


すぐに服用した。
時すでに遅し、まったく前回と変わらない
左足でよかった こんなじゃ運転できない
というか足を下におろせない。
自宅に帰っても脂汗出てる状態で
家族がおびえた。


ここでやめるわけにはいかないと思いつつ
行くのには勇気がいる。
せめてご褒美がいる。

え?ソフトクリーム?!
そんなものでいいのか…


ただのソフトクリームではない。
このチョコをつけるためには
逆さまにするのである。
(お店の写真を拝借しました)

ミシュランシェフがつくる
こだわりのソフトクリームなのである。
言葉で言い表せない濃厚さ
チョコとソフトがまとわりつく感じが
今までなかった食感なのである。


「さて 行くか」と重い腰を上げたのであった。
でもやはり痛かった。