Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

在宅勤務

在宅勤務の朝
毎朝の家事量はかわらないが
「会社に行かなくていい」気持ちが
動作を緩慢にさせている気がする。


もうこんな時間
普通ならとっくに会社についている。


年を重ねるとできないことが増えてくる
ゴミ出し一つもそう。
なにかの事情で入院したあとなどは
自宅に帰っても今までのようにできないこともある
一人暮らしだとなおさら…


リハビリを重ね、退院を見送る病院関係者も
退院後の一人暮らしの生活を案じることがあると聞く。
「だれかさりげなく見守ってくれないかなぁ」と。


制度では補いきれない生活の困りごとを
なんとか解消させたいと
有償のボランティア活動をスタートさせる地域と
ともに考え、仕組みを作っている。


この地域は高齢化率が35%を超えている。
なにより地域を支える活動者の不足が
大きな問題。
70歳まで定年を伸ばすとことのいろいろな面でのメリットは
理解できる。
でも社会参加をその年代から取り組む人はいるだろうか
今後のボランティア活動の先細りは見えている気がする。
その解決を図りながら、困っている人も支える。
とてもエネルギーのいる活動だ。
今動かないと!という思いは本当に立派だ。
だから全力応援したくなる、している。
今日はその仕組みつくりを在宅で行う。


少し前まで、「有償」でするの?ボランティア…
と思っていた。
依頼するほうはそのほうが頼みやすいらしい。
『おたがいさま』の精神がむつかしいこともあるという。
費用は100円単位のお気持ちだけのものを目指すという。
それでも仕組みづくりは大変だ。


昨日打ち合わせに行く途中に
おじさんになつく鷺を見かけた。
よく見ると数羽のハトやカラスも様子をうかがっている。
きっと餌を求めているのだろう。


気持ちがホッとする風景を残していかなくては。