Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

毛ガニをいただきましてね

以前の上司にいただいた。
記憶が間違っていなければ
多分毎年いただいている。
自分が復興支援で赴任していた東北の地から
毎年取り寄せているようだ。


わたしのような下っ端には
かならず上司という人はいるわけで
付き合う期間は、それこそ組織の都合でばらばらで
この上司とは実質一年しか一緒ではなかった…はず。


気の合う人とはいるもので
そのわずか一年を経て今日まで十年
あいかわらず交流がある。
彼は定年をむかえて悠々自適の生活
全く嫌みがないから、高級食材のおすそ分けも
十年を経ても続いているのかもしれない。
当然だが私のような平民とは違う舌をお持ちのようなので
私からは差し上げるものはない。


あ、そういえば先日職場で
とちおの油揚げを注文したので
それはおすそ分けした、とても喜んでくださった。


私は運が良いのではと思うことは
この上司、偶然にも私の現在の職場の隣のマンションにお住まいなのである。
「帰りによってくれ」とlineが入って取りに行くシステムとなっている。

毛蟹に生うに、ホタテ‥いくらもあるか。


今年も迷うことなく「うまかった」
孫が生きているカニを触ったのは、はじめて。
熱いお湯の中に入るのも一緒に見ていた。


命をいただくのだから残すことなく食べようねと…
わからないかもしれないとおもながらも
話しながら身を外して渡した。


家族5人で最高に幸せな時間を過ごした。