Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

「ありがとう」はこころのふるえだ!

昨日の読売新聞の『人生相談』


「感謝の心なく自己嫌悪」
という20代の女性からの相談に
作家のいしいしんじ氏がこたえている。


一部抜粋して紹介


『ぼくもおなじだった
(中略)
 のちに、「ありがたい」とは、
 ほんとうに「有り難い」のだと、
 まさに奇跡だと知ることがあった。
 この世に他人がいてくれてよかった、
 と心底感じた。
 するとまわりの色が、
 じょじょに変わっていった。


 「ありがとう」は、
 声ではない。
 こころのふるえだ。
 それは、ひとりひとりの、
 切実な生から発露する。


 あなたは、自らの声と心の波長が、
 うまく釣り合わない、と感じている。
 心配ない。
 そのうちきっと、あなたは気づく。
 自分の生きている時間そのものが
 「有り難い」と。
 ひとがいてくれるだけで、
 それは稀有な僥倖なのだと。』


しばらく紙面にくぎ付けになった。
いしいしんじ氏の作品に恥ずかしながら
まだ会っていない。
作品に触れたいと思った。

いまはどくだみちゃんを読んでいる。
これは我が家に咲いたどくだみちゃん。