やすみやすみ…そのうちなんとかなる
ずいぶん昔のことになるが
地方のまちを車で走っていて
ことばは悪いかもしれないが、田舎のまちにあるあるの
正式な駐車場とかいうのではなく
門柱をくぐると、どこでも停めていいというような…
農家のようなだだっ広い家、
その広いスペースの真ん中に高齢の女性が座り込んで草を抜いていた。
広大な敷地に座るその女性が、なぜかいまだに記憶に残っている。
一本の草も見当たらないほどの清潔さも相まってのことかもしれないが…
我が家の話
休みの日の午前中
天気が良ければ草を抜いている。
根っこからきれいに時間をかけてとかいうのではなく
むしり取ると言った方が良いかもしれない。
それもある程度したら、さっさと切り上げる
完璧にきれいにしようなどとは思わない。
腰に来るのである、無理をすると…
それでも気が付いた時に
庭に出る事さえ怠けなければ
それなりになっているのだから、それでいいと思っている。
しばらくぶりに出て見たら、早速花が咲いている。
たしかこれは「みずな」だったと思う。
柔らかいうちにいただいて、残したものはこうなるのだと
今年初めて水菜を植えて気が付いた次第
たしか「白菜」も菜の花のような花が咲く。
アブラナ科の物はこうなるのだろう。
春は近いなぁ~と草むしりをしながらつぶやく。
あの高齢の女性が記憶に残っているのは
いずれ自分もあのようにゆっくりとした時間中で
草を抜くと言う自分の使命を果たしている姿を夢見ていたのかもしれない。
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