Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

一年の成長に感極まる

感極まるといっても

たかがキッズマラソンのことなのだが

子どもの一年の成長とはこんなものかと

改めて思い知った。


昨年はおとうさんに「抱っこ」と何度もねだりながら

なんとか500メートルを完走した。

途中でご褒美のおもちゃをちらつかせながら

がんばらせるのがババの役目だった。


今年は走る前に

「僕は速くなったんだよ」と言っていた。

保育園で練習をしているらしい。

お父さんと一緒に出ているとはいえ

今回はまったく自分ひとりで頑張っていた。


走り終わって「僕1番だったよ」と言ってたけど

本当は5番

一生懸命走っていたから、周りのことは見えなかったのかも。

用意していたご褒美も出番はなかった。


じじやお母さんや、たくさんの人が応援してくれていたけど、

ババの声援の前だけ、かなり速度をあげたのが笑えた。

そんなプレッシャーをかけていたのかと

反省もしながら‥


走り終わっても、なぜかババから離れなかった。

たくさん褒めてほしかったのかも‥

しばらく余韻に浸っていたような

そんな様子も愛おしかった。

来年はチャレンジするかな。

フルは無理にしても、今年から新設された

ハーフならなんとかなるかもしれない。


ゴール地点では男子の一位、二位の方が

ハイタッチでみなさんを迎えていた。

二人ともオリンピアンだと考えると大した街だ、

ふたりともこの街に住んでいるのだから。

彼らがあんな笑顔で迎えてくれるなら

フルマラソンにも挑戦したいとさえ

あつかましくも思ってしまった。


今年は最高の大会だった気がする。

参加された方にも、

そして私のように感動をもらった人にも。