Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

大きくなったら何になりたいですか

おにぎりで思い出した。


娘が小学校に入学して…入学式だったかよく覚えていないのだけれど
壇上で一人ずつ名前を呼ばれて紹介があった。
その際 「大きくなったら何になりたい」を
担任の先生が紹介してくださった。


話はさかのぼり…
娘がある日「あの学校はなぁに?」と近所に立つ学校を不思議に思って尋ねた。
夫の転勤先でのことで、よくわからないままに
「あそこは試験があってそれに受かると行ける小学校」とだけ答えた。
それ以上は知らないのだから仕方がない。


「試験って面白そうね」
娘がそういうから仕方がない、面白いのか…
受験したら合格した。
娘自体が面白い人間だったのだと思う。


行ってみて驚いたのは普通のサラリーマン家庭が
あまり目指すところではなかったということ
医者か弁護士か、会社経営か…


まぁ 仕方がない
娘が面白い人間だったのだから…


その入学式
どの子も夢は大きい!果てしなく大きい
さすがだと感心していたら
娘の番…


「大きくなったら、おにぎり屋さんになりたい」


しまった!つい何日か前にはじめておにぎりを握らせたのだった
こんな顛末になるとは知らずに…


まるでおにぎりのやわらかさのように
娘は満面の笑みでほかほか微笑んでいた。
面白い人間で間違いないようだ。


そうか娘は7歳で初おにぎりか…
お孫は4歳で初おにぎり…英才教育すぎるばばだった。

私もそう思う!