Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

悪意か病気か…

ひさしぶりの正規職員の話
彼女は自分の仕事を人にさせる気がない
というか本来であれば誰でもできなくてはいけないのだが
自分のポジションを奪われたくないのだろう
絶対に人に教えない。


先日 彼女の父上が亡くなり
長期の休みを取った。
やはり仕事が止まり、関係部署に迷惑を掛けた。


あたらしく入った職員はそれで苦労をしたので
経理の月次処理を「今度は一緒にやらせてください」と頼み
彼女はしぶしぶ「あ~、そうですね」と言いながら
段取りの説明をして、あとは月末の当日処理を一緒に行う話をしていた。


なのにだ!月末当日はやはり「あ~忙しい」とテンパッて
ひとりで振り乱して仕事をしていた。
入ったばかりの正規職員は新人でもあるから
「教えてくれると言いましたよね」の一言もいえず
ため息をついていた。


こんな時、部外者ではあるが
年長の、あげくにこの職場で一番長い自分が口を挟むべきか
相当悩んでこの日は何も言わなかった。


こんなとき見て見ぬふりをしている所属長に
かなり腹が立つ。


なんでこんなことで私がいらいらするのか
はたしてこの場合の正解は何なのかと悩む自分が歯がゆい。


上司は言う
「忘れていたんでしょ」と…
それって彼女がなにかの病気ってこと?
そう思えば腹も立たないってこと?
なんかおかしくないか…とまた悩む。

先日 起業祭というものに行って熱延工場の中を見学したときにいただいた。
赤い塊が生き物のように移動しているのを見て、映画の世界だと思った。
従事している方は、この暑さの中毎日働かれていると思うと頭が下がる。