Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

わが身に置き換えて

昨日の事、夜散歩をお犬と行っていたら
数メートル先の横断歩道で大きな音が聞こえた。


最近はすっかり日が落ちるのが早くなり
7時と言ってもすでに暗く、どういう状態かは
しっかり確認はできなかったが
乗用車が止まり、その先では自転車を押す少年


それからゆっくり車は動き出し
私の前を左折した。
本当にゆっくりの動きだったので
駐車しても差しさわりのない場所まで移動して
車を停めて少年に駆け寄るのかと思ってみていた。


しかし、私が少年のところまで追いつくまで
結局彼は出てこなかった。


少年に大丈夫かと尋ねると
「自分にけがはないが、後輪が破損して自転車が動かない」という。
幸いにも自宅までそう距離はないらしい。


自分が見た車の色とナンバーを彼に伝えて立ち去った。
これで良かったのかはわからないが
ケガはないと言う彼が高校生であること、
スマホで誰かと連絡を取っていたことで
大丈夫かとは思いながらも、それからずっと気になっていた。


お犬を連れていなければもう少し何かできたかもしれないが。


それにしても…だ。
確実に当たったのだし、それも横断歩道上であるのだから
降りてきて対応するのが常識ではないか。
もし犯行が明るみに出たら、処分は重くなるのがわからないのか。
まぁ 処分の事より相手の事を思うのがまず先だとは思うが。


気を付けよう、自分もよく通る道だし…


声をかけた高校生は何度も頭を下げて「すみません」と
言葉にしていた。
彼の心に少しでも悪い奴ばかりではないと残れば救いだが。

名前も知らぬ植物に

しばし見惚れた。