Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

貫いた精神にあっぱれ

先日 新しく入った若い職員に
「文章力がすごいですよね」と言われた。


穴があいれば入りたい
なにしろこのような文章しか書けないのだから。


程度はさておいて…
「どうしてですか」と問われたので
『本をよく読むからじゃないかな…それしか思いつかないから』と答えた。


最近ジャンルが狭まってきたけれど
活字を追う事はあいかわらず続いている。
というか、手元に読むものがないと落ち着かない。


一週間が多忙であればたしかに週末に読む量は限られるが
それでも読まないことはない。


最近手に取った「J」


図書館で借りる時には
新刊を手に取って、パラパラとめくり
勘というか、読み易さ(字が小さすぎない、詰め込まれすぎていない)
と表紙裏に張り付けてある帯でだいたいをとらえて
借りるようにしている。
図書館あるあるなのだろうが、この帯がつけてあるのは大変ありがたい。


そうそう「J」
これは99歳で亡くなったあの有名な方の事なのかと
読み始めて気が付いた。
85歳の時に出会った随分と年下の男性との恋愛


フィクションかどうかは知るところではないが
赤裸々な様子に抵抗はあるものの
人生一貫して貫かれたその情熱には
ある感動も覚える。
これくらいの強さがないと、あのような人生は生きられないだろう
晩年の人生相談はこれに裏打ちされてのものなのかと
恐れ入った。

秋がきれいだよと、田舎に住む娘が送ってきた。
秋の空は本当にきれいだと中途半端な都会に住んでいる私も思う。