桜染のプレゼント
桜色の古い町並みを歩いていて
自然の物で染めた商品が素敵に売られている店があった。
店内は桜色の染め物で、春爛漫
気持ちを膨らませたものの、お嫁と覗いただけで失礼ながら立ち去った。
その後 息子の背中をつついているお嫁
いや叩いていると言った方が正解か…
「婆と一緒に行って、スカーフを選んで来い」と。
値段をチラ見しながら、桜色のスカーフを選んだ。
包んでいただくのを断って
早速首に巻いて、店を出た。
「わぁ いい色」とお嫁も歓声をあげた。
じわじわと嬉しい。
使うたびにこの日のことを思い出せる、すてきな一品。
歳を重ねてくると
物の量を考えるようになり
ミニマリストまでいかなくても、かなり厳選してきたが
こういう品は心から嬉しい。
今日の日と共に大切なものが一つ増えた。
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