ミトンとふびん
吉本ばななさん、
とても好きな作家のひとり
よく読んでいる。
なんども読み直す作品もある。
どこがどう好きなのかうまく言えない‥
と、常々思っていたら、
あとがきに、こう書いてあった。
「あれ❓読んだら少しだけ心が静かになった。
生きやすくなった。
息がしやすい。
あの小説のせいかな❓まさかね。
そんな感じがいい。
そのほうが長いスパンでその人を救える。」
そうそう、いつもそんな感じ。
ばくーんと感動するっていうのではなく
じわっと、じわじわっと
あったかくなる感じ。
あ、このフレーズ‥そうそう、そうなんだよ。
と思わず頷く、何度も。
本の帯に
「よりさりげなく、より軽く。
しかしよりたくさんの涙と血を流して。
この本が出せたから、もう悔いはない。
引退しても大丈夫だ。」
この一文が書いてありドキッとしたけど
「そう安心しながらまだまだ書いていく人生に
三つ目の山、
三回目の登頂が待っていてくれたら、
いちばん嬉しいんだけど‥」
あ〜良かった。
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