Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

イカ刺しを食べに行った所で

娘夫婦が帰ってきたら
孫が娘を独り占めする。
大好きなのである。
だから娘はゆっくりする時間は
まったく、ない。


昨日は孫は保育園
ならばと、ゆっくり寿司ロードで
(すごい呼び名だ)
イカ刺しでも食べようかと。


残念ながら一昨日の悪天候で
イカの水揚げがないという。
海鮮丼にしてみた。

あふれている。
これで全部

刺身といっしょにアジフライと
カボチャの天ぷらがのるのか❓
とびっくりしたが、
これがなかなか良かった。


空いていた席に
白髪の女性を連れた私と同年代の夫婦
白髪の女性が母と重なる。


父の酒の肴にと
刺身をいつも用意していた母
イカ刺しの時だけ
お裾分けをもらっていた。
唯一、イカだけが食べれたようだった。


晩年にイカを食べに行こう!と何度か誘い
一度だけ実現した。
たった一度だけのその光景が
まざまざと蘇ってきた。


途中立ち寄った寺院に
なんじゃもんじゃが輝いていた。
「ばあさまと見たよね」娘が言った。

母はやはりいつもみんなの近くにいるのだと
今日確信した。
ありがたいことだ。