Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

宝物をもらった。

2年前に立ち上げた子ども企画
お姉ちゃんと一緒に来てくれていたひーちゃんは3年生になった。


昨日はお姉ちゃんを含む6年生の卒業を祝う会
その時にひーちゃんが手紙をくれた。


自宅で作ったキーホルダーと一緒に…

1年目の企画の時
昼食をまたぐ日があったので、お腹をすかせてはかわいそうと
自宅近所のパン屋でミニクロワッサンを1キロ買って差し入れた。


なにが子どもたちにヒットしたのかはわからないが
それから私はクロワッサンのおばちゃんになった。


だから、キーホルダーを作るときも「クロワッサン」が浮かんだのか…


それから、講座の時に子どもたちがまとわりつくようになった。
子どもはあまり得意でないと思っていたが
ひょっとしたら子どもたちは同じ程度の感覚であると察知するのか。
そんなことも考えるくらい…

子どもたちは仲間だと思ってくれたようだ。


帰り際にひーちゃんのお母さんが
「子どもたちは本当にあなたの事が好きなんです。一緒に写真撮っていいですか」
と言ってくださり
「異動になられるそうですね、残念で不安で仕方ない」とまで言われた。


『部署は違うけれど、職員であることは変わりないので
これからも顔を出させてもらっていいですか?
この子が卒業するまで』とひーちゃんの肩を抱き寄せたら
ひーちゃんがしがみついてきた。


こんな感動をもらえる仕事もなかなかない。
もう60歳とか、そんなことで逃げていた自分を恥じる
人生いくつからでも新しく作っていく事ができる。


新しい職場でも絶対頑張ろう
ひーちゃんに会える時にいままでみたいに元気でいられるように。