Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

50年会わなくても

先日 叔母が亡くなった報をうけ
通夜式に行ってきた。


父は8人兄弟だった。
その本家のお嫁さん…長男の奥さんの通夜式


いまでは本家とか分家とかは
ポツンと一軒家でしか聞かなくなったから
ほとんど死語の世界だと思われるが…


御年97歳
老衰であったので、通夜式もしんみり感はあまりない。
それでも田舎の儀式とはこういうものかと…
コロナ禍で常識が変わった事や
97歳というお歳を考えたら驚くほどの人だった。
200人はいたかと思う。


ひ孫さんまでも成人している人もいるので
親族と言っても半分はわからない。
それでも元気な叔父や叔母の姿はきっちりわかるし
その様子は涙が出るほど愛おしい。


そして従姉妹たち
50年は会っていないと思われる人もいるのに
〇〇ねえちゃん、〇〇ちゃん…と声をかけることができる
小さい頃の面影と記憶はこんなものなのかと
温かい想いがする。


CMではないけれど
葬儀というのは故人を思い、改めて親族の繋がりを思い起こさせて
ひとりで生きてきたのではなく、誰かに見守られたからこそあるということ
脈々と繋がっている縁を改めて、再確認する事ができる時間なのだと感じた。


さてこの先
どこまで関係を続けていけるのかは想像もできないが
訃報に接したら駆け付けて
生前の感謝を伝えることはしていこうと思う。

おばの人生に乾杯!