蒸し雑煮の器
昨年も書いたが、我が家の雑煮は蒸し雑煮
あまり一般的ではないこともあって
なんとなくこの伝統は引き継がなくてはいけない気がしている。
幸いにもお嫁が「おいしい」と今年も喜んでくれたので
レシピも更新して今後に備えている。
今年は二人のお孫も喜んで食べていた。
色味が悪いのはピンク色のかまぼこが沈んでしまったせいにしよう^^;
餅が表面に顔を出すと餅が柔くならない…と母に言われていたのにこの始末
表面に白く出ているのが餅
この器に2個の餅を入れるとこの状態になる。
が、夫は2個入りを2杯食べるのが定番となっているので仕方がない。
ところでこの器
母が小さい時から実家で使われていたという。
100年は超えていると思われる。
母が亡くなって、実家の物を姉と二人で分けて持ち帰り、使っている。
我が家には8個のセットがある。
有田焼
表面と裏面とでも言おうか、2種類の絵が描かれていたのは知っていたが
今回よく見ると、微妙に絵が違う。
ひとつずつ手描きなのか…知らなかった。
考えれば昔にそんな技術があったとは思えない。
有田焼である、かなり薄手に作られている。
そそっかしい私であるのでいつ割ってしまうかもしれないとひやひやしながらも
これからもずっと使い続けていく。
そのたびに昔の正月の光景をおもいだす、その幸せな時間のためにも。
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