Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

70年後の自分になってみよう

先日の「次世代育成」の講座でのこと
通常で言えば、高齢者疑似体験というのだが
友人でもある民生委員の会長が
「70年後の自分になってみよう」と切り出した。


うまいこと言うなと感心した。
たしかにそう言う方が子ども達には届くだろう。
偽装具を付けて歩いたり
視覚障害の体験をしたり
子ども達はにぎやかに楽しんでいた。

できないからしてあげるのではなく
手を貸してあげるタイミングや声かけでずい分違う事や
その方の事を思い、行動することなどを学んだ…のだろうと思う。


そのことが少し証明できたのは
後日 敬老会の招待状をもって高齢者宅を訪問したときだった。
ちゃんの目線を合わせる位置にかがんだり
相手に会わせて声を大きくしたり…


子どもの成長は、素直な分すぐに表れる。
本当の成果発表は敬老会本番
招待状は600枚近く手づくりした。
それをもって数軒だが、実際に訪問して渡した。
その方たちが来てくれるのを心待ちにしているその気持ちだけでも
大人たちは涙が出そうなほどうれしい。


いまは発表の日に向けてダンスの練習をしている。
当日はその姿を見るだけで…たぶん泣くわ。