Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

自分の幸せの基準の中で

17日、18日と子どもたちの誕生日だった。
長男は34歳、長女は36歳
最近はしっかり考えないと子どもらの年齢がすぐに出ない。


そうかあれからそんな月日が流れたのかと思う。
ただただ元気でいてくれることに
これ以上ないほどの想いが湧いてくる。


お孫の日常を見ていると
本当にあの頃自分が同じことをしていたのかと…
たしかに同じようなことをしていたのだろうが
どうしても思い出すことはできない
それほど忙しい時間を過ごしていたのだろう。


最近「おかあさんと一緒」の体操のお兄さんが代わったという話をしながら
『でもそんなにリアルタイムでは見ない』とお嫁が言っているのを聞いて
私たちの時代には、それとポンキッキーズを見てくれる時間だけが
家事を一気に片付ける唯一の時間だったわけで
どれだけその番組に感謝したか…
そしていまでもその当時かかっていた曲を口ずさめたりする。


食事処では子どもたちがおとなしくタブレットで好きな番組を見ていて、
大人たちが会食を楽しんでいる。
それがどうのこうのではなく、時代の移り変わりを思う。


誕生日を迎えた二人の子にはどちらも子どもはいない。
それについては、私たちが口を出すことではない。

彼らは子育てに関わる、あの幸せな時間は来ないかもしれないが
自分の人生を、自分の幸せの基準でしっかり楽しんで生きて行ってほしいと思う。


月並みだが、生まれてきてくれてありがとう。