Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

一度は経験したいボランティア

先日 「3月で定年を迎えるのでボランティアをしたい」という
69歳の男性が来られた。
この歳まで働いてきたので、収入にこだわりはないという。


そして毎日勤務していたので
出来るだけコンスタントに毎日定期的にできるボランティアを希望していると…


大変ありがたいことばであったが
残念なことにご希望のものを紹介することができなかった。
こちらで尋ねられてはどうですかと紹介先は伝えたが…


その男性の気持ちが退職を考えている自分にはよくわかる。
さてこの先どうしようかという漠然とした不安
それは金銭的な事ではなく(私の場合そんなに余裕はないが)
漠然と社会に取り残されるような
毎日何をしようかと…


だから趣味を持ちなさい!という事ではないような気がする。
あるに越したことはないが
そのような状況になれる人はほんのわずか


老後っていうのは、本当に生きてきた過程が全部出るのだなと
最近ひしひしと感じている。
彼のことではなく、すべて自分のことに置き換わっている思い。
わずかな希望
退職したら図書館ボランティアの空きがないかな…
図書館はいるだけでホッとするなので
一度は経験したい。


一度は経験したい!で思い出した。
ドラッグストアやスーパーの早朝の商品出しを
一度してみたいと思っている。
短時間でも働いた後にゆっくり使える一日が待っているという
わくわく感を感じてみたいのだ。


なんだ、可能性はまだあるぞ
少し明るくなってきた。


また庭の白菜が花をつけた。
これって…たぶん間違っている。
白菜を収穫するために植えているはずが
なぜかこの花を心待ちにしていたりする。