Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

保育園の雑巾

お孫が通っているのはお寺さんが経営する保育園
だからかもしれないが
年に数回雑巾を持ってくるように依頼がある。
それも100均などで売っている薄いものではだめで
昔でいう浴用タオルのようなものを重ねて作るもの限定らしい。


ばばの出番である。
といっても浴用タオルなんて
昔のように酒屋さんとか新聞屋さんから
粗品としていただけるものでもない。


スーパーで3枚400円くらいの
フェイスタオルを購入して作ったが、値段分である
ごわごわして雑巾以外での目的には適さなかった。


それでもお嫁は「助かった」と喜んでくれた。


昔は我が家にもあったミシン
母が洋裁で生計を立てていたから…

どんどん最新式のものに買い替えていって
この旧式のものは私の記憶の中でしか残っていない。
でも、この引き出しの中をのぞいたりしていたわくわく感は
色あせることはない。


いまは骨董としてよい値段がついていることだろう
母が予見して残してくれていたらと残念でたまらない。
記憶を残してくれただけで感謝としなくてはいけないと思うが
この手のミシンを見るとどうしても
そう思ってしまうのである。


ミシンの横のルンバがなんとも時代の象徴のようでかわいい。