Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

赤色のコキア

昨日夏色のコキアの写真をみて
昨年訪問した大分県の農業公園の秋色のコキアを見たくなった。
スマホの写真って便利だ
いつでもその時間に飛べる。

今年もきっと行こうと思う
本当にきれいだった。

お孫がかくれんぼといって喜んでいた。


一時期
Kokiaさんの「ありがとう」をよく聴いていた
繰り返す「ありがとう」のフレーズと
あの独特の声がずとーんと心に響いた頃


誰に対してその思いを強くしていたのか…
たぶん母に対してだったと思う。


ICUのあの最後の瞬間に
「来たよ、安心して」といった時
呼吸ができない苦しそうな顔をこちらに向けた。


人は最後の最後まで聞こえている…そのことばを信じて
声をかけ続けた。
「ありがとう」の押し売りみたいに…
何度も言い続けた。


きっとそれは正解ではなくて
日頃から優しく声をかけるべきものだろうけど
なんとなくできない照れくささもある。
長い時間をかけて築かれた親子関係って
そんなものだと思う。


もうすぐ彼岸、父と母を思う日