Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

山から見るわが町

お母さんが入院した不在を紛らわそうと
お孫と近くの山に登った。
8月中はケーブルカーとスロープカーが
市民に開放されるとあって
この日も朝からたくさんの人が来ていた。

標高622mのこの山からの景色
日本新三大夜景の1位を獲得したと
最近ニュースであっていた。
そういえば函館や長崎の夜景を見に行く機会があったが
地元の夜景と比べたことなどなかったから
旅先の方が気持ちが高揚している分
興奮として記憶しているが
案外 地元の偉大さはこのような形でしか
わからないのかもしれない。


今日は晴天
海に向かってこの山の左手に我が家はある
そして右手に息子が新築中の新居がある。
息子がグーグルマップと照らし合わせながら
その位置を確認し、お孫に説明した。


いつかお孫がここを訪ね
今日のことが記憶になくても
その場所を探ってくれればうれしい。
その時 いまの我が家は空き家になっているか
取り壊しになっているか…
そんなことを思っていた。
物に執着はいまのところ、ない。
自分たちの代ですっきり片を付けることを
いまから心がけないといけない。