Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

あしたもこはるびより。あてみよそわか

先日、ついにブックオフで見つけた。
これで全て揃った。

とにかく英子さんに憧れる。
丁寧な暮らしぶりにため息がもれる。


いまでは何のキッカケかさえ思い出せないが、
お嫁がプレゼントしてくれた一冊目
何度となくめくる内にしなやかに手に馴染む本になった。


本当は違うと思うが、
なんとなく、ただなんとなく
他の2冊は新品ではなく
リサイクル品を買いたいと思って
長いこと探して、やっと手に入れた。


ブックオフだって、ネットで注文できる。
でも、ずらっと並んだ書棚から
「見つけた!」と出会いたかった。
この感情はなんだろう。
英子さんが紡ぐ日常の全てを慈しむ
そのカケラが
舞い降りた感覚かもしれない。


本棚から抜き取った時
人が見たらキミが悪いとおもっただろう。
マスクしててもわかるほどの
ニヤリ具合だったはず。


大切に抱きしめて店を出た。


見れないとあきらめていた
映画「人生フルーツ」も
市の生涯学習講座で見る機会を得た。


こんな人生もある。
真似なんかできないことばかり、
でも「知る」ことが出来た。
「知らない」日々より
きっと、う〜んと幸せだ。