Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

私は見てません!

私の職場のとなりには老人会の方々の席がある。
一般社団法人という組織を詳しくは知らないけれど
ボランティアの組織に近いものがあると思っているのだが
それでも事務方の職員さんは必要なわけで
この人のみ給料が支払われている。


この人の意識が低いと言うか一般的でなくて、
役員さんたちとの攻防を聞いていると
正直 気持ち的にどんよりしながら仕事をしている。


なんとかならないかと思いつつも
他の組織の事なのでもちろん口出しなどはできない。


会長さんも疲れはてているようで
毎日帰り際に「ちょっと聞いて」と私に愚痴を言われる。
いいですとも、聞くくらいはいくらでも…
と思いながらずっと聞き続けてきたのだが
最近はあまりひどさに私の方も同調した事を言ってしまったりしている。


いけないとはわかっていながら…


先日、提出しなくてはいけない書類が未提出と
上部団体から催促があったようだ。
みんなであたふたと書類を探したりメールを確認したりしていて
やっとメールを探しあてた。
「私は見てないメールですから知りません」


見てないメール?
見てないとか見たとか、そこじゃないよね
見るのが仕事なのだから、「すみません 見落としてました」じゃない?
とは思うものの、もちろんこの時も口を挟まない。


五類になったとはいえ、咳が出ていたらマスクをしないか?
あれだけ広報されていながら、毎日ものすごい香水をひけらかす
「孫が通院なので、娘と連れていかなくてはいけないので帰ります」
「最低賃金では働かせて、まるでブラックですね」


どれも許容範囲と言えばそうなのかもしれないけれど
それでも辞めていただくということが今はできにくいらしい
みなさんがやさしいとかではない、制度の関係で…


67歳と聞く
いつから日本はこうなったと昔を懐かしむように
よく言われるけれど
世代ではない、育った環境というものが確かにあるとそう思う。


でもどっかで自分も

言われていそうな気もするから
他人のふり見て我が振り…肝に銘じよう。

12月なのに秋のような空