Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

母が家に来る前に

母と同じように怒っている自分のことを書きながら
そういえば…と思いだしたことがある。


私も嫁に出たのだから
自分の家に夫の父母が来るときに緊張するのはわかるが
実の母が来る前に「やば!」と緊張するのは
やはり家の片づけが出来てないとか
そういった指摘を受けるのが常なので
いろんなところを片付けなくてはいけないと思うからだ。
子育ての仕方ももちろんだが…


それを完全に受け継いでいるのが
どうも娘夫婦らしい。
「温泉に行きたいので泊めてくれ」と連絡すると
必ず驚愕のラインスタンプが送られてきた後に
聞きもしないのに
「片づけます」と送られてくる。


最近はその後に婿から
「片づけています」と送られてくる。


私脅してませんけど…


脅しはしないが
行った帰りには必ずどこかを片付けたり
磨いたりしているから、嫌がらせと思われても仕方がない。


さて 私を緊張のどん底に陥れた母ではあったが
まさか死後に、私に2トンもの家財品を捨てられるとは思ってもみなかっただろう。
あの当時 取りつかれた様に来る日も来る日も実家の整理に通っていたのは
間違いなく天からの母の指示のせいだと思う。


すっかり物が整理された生家は
かねてから母が望んでいたように
溺愛した孫が住むようになったのだから…


この歳になってもまだ母の思いに操られたことになるが
それで良かった。

勤務先前のコキアが色付き始めた。

娘の所に行かねば‥あそこのは最高だ!