Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

気持ちが萎えている時

相変わらず足裏のいぼの治療が続いている。
最近はまた治療後の痛みがひどい。
夜もズキズキが規則的に襲っていて
何に八つ当たりしてよいかわからないほど痛い。
昨日は治療前に飲んだ痛み止めを
5時間後にまた服用するほどきつかった。


それでも一晩の辛抱と思って耐えていたが
いつの間にか朝を迎えた。
今度行ったときには一晩だけの睡眠導入剤を
お願いしてみようか…


暗い話になってしまった
これも記録…


そんな朝
片足ぴょこんひょこんと足裏をつけないで歩きながら
図書館へ向かった。
どうせ今日は寝て過ごすしかないので
せめて好きな本を読みつくしたい。


2軒はしごして合計10冊
気に入ったものが手に入ったので
気分もずいぶん上がったきた。


途中思い立って寄り道してパン屋へ

ここは母のところへ毎日通うようになってから
母が「おいしいね」と一度言った言葉にすがるように
そのお気に入りのパンを購入するために毎週通っていたところ。


食が細くなって、食べることに意欲がなくなったころ
なんでもいいから食べてほしくて
一度興味があったものをとことん買って運んでいた。


あの頃の母は何を思って、この春を過ごしていたのかと
そんなことを思っていた。
これくらいの足の痛みに比べれば
母の心の痛みはとてつもなく大きかっただろう。


心が萎えたとき、たどり着くのはやはり母との思い出なのか。
今頃空の上で「なさけない!!!」と笑っていることだろう。