Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

「おかえり」が響いた

いつもの夜散歩
前をたぶん中学生と思われる二人が歩いていた。


「じゃあな」と別れた一人が
数メートル先の自宅に戻ったのだろう
暗闇でよく見えなかったけど…


暗闇の中
「おかえりぃ」と
明るい声が響いた。


たったそれだけのこと
それでも頬が緩むのを感じた。


あんなに明るい声で帰りを待ってたことを伝えられたら
たとえ返事をしない年頃の子でも
一瞬でホッとする気持ちになるだろう。


はて、自分はあの頃に、
あのような温かい想いを伝えられていただろうか…
いや、反省だな。


まてまて今からでも遅くない
夫に、寄ってくれた子ども達を
これからは明るい声で迎えよう。


この年齢になってきたら
元気に明るい声を出せる親を見て
なにより子は安心するのではないか。


良い散歩の夜だった。


また買ってしまった。
コストコのフードコートのドーナツ
再販されていた、シナモン具合がちょうどいい。