先日　ゆめタウンに行った時のこと
時間は確か10時半ころ
マックとミスドが並ぶ店舗前の
イートインコーナーに

ミスドの紙袋とアイスティーをもって

腰掛けようとする女性を見かけた。
たぶん90歳にもう少しというご年齢のように見えた。

小柄でやせた女性
荷物を守りながら腰かけ、顔を上げたところで
目が合った。

笑顔で会釈してくださった。

素敵だった、とても。

甘いものに目がなく、食いしん坊の自分である。
時間に追われている今は
そんなふうに好きなものを買って
イートインコーナーで楽しむ時間はないが
あと数十年先、時間ができたときに
あんな風に優雅な印象を

あのような場所で残せるか
とても自信がない。

ショッピングセンターのイートインコーナーで
存在感を示せる女性
きっと自分が満足できる日々を送られていることだろう。

先日いただいた、こちらも毅然とした姿勢で意見を言われる女性から。

濃厚なお味であった、彼女の選ぶものだなとなんとなく納得した。