Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

中学校の同窓会

最近になって、同窓会を開くので
知っている人の連絡先を教えてほしいと
いまだにつながっている数少ない同級生から連絡が来た。
還暦という節目を迎えたからなのか…


そしてライングループに紹介してもいいかと。


正直 そういうのが苦手だ。
LINEグループの招待は断った、やんわりと。


いつからこんな風になったのかわからない。
いつも輪の中心にいるようなうるさい奴で
毎年学級委員というのにさせられるような
一見世話好きで、便利屋で…


いまでも仕事ではそれなりに
明るくて元気な人で通っている(…らしい)


正直、同窓会に行きたいと思わない。
気を遣うのが疲れるのだ。
きっと行けばそれなりに楽しいとは思うけど
楽しくてもその人たちとこれからもつながっていきたいと
その努力をするとも思えない。


きっとこういう人間が認知症の予備軍と言われるのだろう。


最近、吉本ばななさんの「私と街たち」を読んだ。



まえがきにご自身のことを
「今なら立派な発達障害と言われる私」と書いている。
100%同じとは言えないが、近いものを感じて
気持ちが軽くなった。


「やってるじゃないですか、と言われることもあるが 
 それは妖怪が必死で人間のふりをしているようなもので
 実に表面的なことだ。
 命がけくらいに必死だし、
 とりつくろって何とか地上に生活人かのように存在しているだけ」


自分もそうかもしれない。
今まで必死で取り繕ってきた分
ここにきてもう取り繕う力がわいてこないのかもしれない。


とりあえず同窓会はいかない。
連絡を取り合っている参加した同級生の話を聞かせてもらう
今の自分はその程度がちょうどいい。