Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

えんどう豆の贈り物

おせんべいの空き缶からたくさんのえんどう豆が
顔をだした。

いつもお米をわけてくださる方が
たくさんとれたので…と送ってくださった。
まるまると元気のよい豆たちである。

七年ほど前になるか…
母が知り合いからお米を買っているが
それがとてもおいしいからと分けてくれた。


それから3年後に母が亡くなった。
亡くなった年に分けていただいたお米の支払いをするために
その母の知人という人に初めて連絡を取った。
その知人は親戚から買っているという。
知人も会ったことない人なら
その親戚の人などもちろん知る由もない。


なのに、えんどう豆を送ってくださるほどの関係が
今ではできている。
もちろんあちらの方が本当に素晴らしい方であるから…
それに尽きるが。


なんと言うご縁かと感謝する反面
こうやってご縁のある人とはつなっていくことができるという
ありふれた言葉でいうとソウルメイト…


感謝して大切に頂こうとおもっていたが
それはそれはとてもおいしかったものだから
孫は一気に10本も食べ、あわてて止めたほど。
やっぱり鮮度がいいこともあり
味が濃くて甘くて本当においしかった。


何かお礼がしたいが
それをしてしまうとご好意を無にするようで
なんだかむつかしい。


またなにか口実をつけてふらりとよらせていただこう。