Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

電気をつけない時間にはいるお風呂

週末 ゆっくり過ごした日は
夕食前に早めにお風呂に入る。
なんとなく贅沢な時間のように思える。


ゆっくりしたいが
そうもいかない日のほう多い。
勝手に同行者が乱入するのである。


電気をつけない夕刻
ほわほわと上がる湯気が流れる
「温泉みたいねぇ」と彼が言う。


別府へ向かう高速道路から見える
街並みを
「ほら温泉よ」と教えて以来
温泉愛は止まらないらしい。

我が家のお風呂に「あいうえお」表が貼られるのは
何十年ぶりか。
いまでは格安でこれらの用具が揃うらしい。
だからといって「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」
そんなに詰め込まなくても良いのではないかと…


我が家の温泉もどき
バブをポトンと落とすのは彼の決まった仕事
絶大なる使命感を持って行っている。
なのでまかりなりにも彼より早く、
夕刻ゆっくりとお風呂を楽しみたいと思っても
その際はバブはないのである。


彼中心の生活ではあるが
「温泉みたいね」と言う魔法の言葉
それ以上のものはないように思うから
それもこれも我慢なのである。