Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

よろこびを掛け算にするよ

先日の事 めずらしく(?)まじめに仕事をしていて
窓口に来客があっているのを全く気が付かなかった。


大きな声で私を呼ぶ女性の声
随分前に本社で一緒に働いていた女性


その頃は大所帯だったのであまり関りはなかったけど
こうやって役所に用事があるときに声をかけてくれるのはうれしい。
職場を離れてずいぶんきれいになっていたように感じたので
そう伝えると
「余裕が出来て太ったせいですかね」と笑う。


その当時 小学校入学と言っていた子は
今年高校受験を迎えるらしい。
人の子で月日の流れを知るとはこの事か。


そのあと少しして
また名前を呼ばれて顔をあげる。
今度はあと10日で出産予定という女性
この娘は新卒で職場に臨時職員で来た。
クソ生意気な変わり者だったが
なぜかほっとけなくて、可愛くて
一緒にランニング教室に行ったり
マラソン大会にも出た。
「今度は男の子らしい」と満足気。
上のお姉ちゃんも2歳になったという。


「今日さ、どうしてもあの店のパンが食べたくて
 この付近まで来たのさ。
 お土産…」と高級パン屋のパンを2個差し入れてくれた。
私の好みも覚えてくれていたようだ。


ありがたい人生だ、本当にそう思う。

喜びは掛け算ですよ
彼女らに恥じない日々を送らねば…