Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

夕食は決めていた

フォルテ

この日は息子たちは王子動物園に…

娘夫婦、義母と私は神戸散策


その途中、息子から連絡がはいる

「夜は中華街だからね」


合流してから、予約をしているのかと尋ねると

そんな気の利いたことはしておらず

「あそこにしようよ、あそこ」

まるで近くの食事処に行くようなことを言う。

夕闇が迫る中華街を歩み始め

「あそこ」の意味が分かる。


10年前に息子の初赴任地が神戸になった時

引っ越しで2泊ほどこちらに来た。


忙しさの合間を縫って

ネット検索でもしたのだろう

息子が中華食べに行こうと言い出した。


訪ねた店が本当においしくて

疲れた体に力をくれたようだった。

その店にみんなを連れていきたいのだと…


あいにく40分待ちと言われ

願いはかなわなかったが

私の心は彼の心に残る思い出に触れて

優しい思いで満たされた。


総勢8名

なかなか席は取れないだろうと

おチビや義母のためにと私が走り回り

やっと席を確保できた。


「母のおかげで、食事にありつけた」とお嫁が言う。

大したことはしていないが

そんなことにも感謝してくれる嫁

そしてそんな彼女を選んだ息子


思い出深い食事になった。