気にしないでくださいな
この暑さ、この湿気
髪の毛がまっさりして、イライラする。
鏡に映るたびに、だれこのおばさん!と
実際に年齢的にはドンピシャおばさんなんだけど
ここまで身なりに構わない人にはなりたくない、
いや、それあなたですから!と
一人芝居したくなるレベル。
定時で終われたので
近所のお安い店に駆け込む。
「どうします?」と聞かれて
もったりした頭を軽くしたい、とお願いする。
最初からバッサリいくお姉さんに驚きつつも
全く悪い気はしない。
途中でお姉さんが聞く。
「前はいつくらいに切られました?」
ひと月前くらいです!
‥お姉ちゃん、ここで固まる。
「すみません、切り過ぎてますよね」
いえいえ、いっそスッキリして
気に入ってるくらいですよ。
終わってから、お姉さんが
残った髪と切った髪の量同じくらいですと
申し訳なさそうに言う。
いや、絶対次もこの人にお願いしようと思うくらい気に入ってしまった。
気持ちの良いベリーショート。

真夏のイルミネーションもなかなか、良い。
こんなに近いのに、一度も行っていない。
理由は特にない、なぜだろう。
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