Cから始まった時間

還暦を迎え、これまでのこと、これからのことを毎日書き残したいと思います。

名言集があればいいのに

フォルテ

先日 嘱託職員から正規職員への試験に合格した女性が訪ねてきた。
本当に狭き門だったらしい。
44歳という年齢も、過去最高年齢だったと聞いた。


「よかったね、おめでとう」というと
『何気なくいってくれたあの一言がなかったら、試験を受けていませんでした』と。


はて?何を言ったのか。


生活支援コーディネーターという職種は一緒だったが
各区に散らばっているから同じところで働いたことはない。
だからそんなに話す機会はないはずだし
たまのメールも仕事のことばかりだったような…


結局、確かな言葉は聞けなかったけれど
私が背中を押したことは間違いなかったらしい。
だから一言お礼が言いたかったと。


この日も結局、これからの仕事のことばかり話していた。
『絶対に正規職員でもこなせない仕事量をこなして
 地域活動者にもファンがたくさんいて、すごい。
 大変なことってないんですか?』
と聞かれたから、「好きだしね この仕事」と答えた。


「器用じゃないし、資格もないし、一生懸命やるしかないじゃん。
 そしたらちゃんと伝わる人がいるんだよね
 相手が信じてくれている自分を信じて、
 ただ正直に仕事したいと思ってるだけよ。
 年取ってきたら、後回しにすると忘れちゃうからすぐに行動する。
 それが一生懸命だと思ってくれてる理由かも」


『なんか すごい』そう言って彼女が泣きだした。
正規職員になって気負いや緊張があったのかもしれない。


『どんな上司でもいえない言葉だなって。人が付いてくる人の言葉はすごい
 名言集を作ってくれたら、これからの人の力になるのに』


ん?なんか恰好いいことを言ったのか?!そんなつもりではなかったが。


よくわからないが、誰かの力になれたのなら、それでいいか。

もみじの花をみつけた。