久方ぶりの名品
退職した子が「お世話になったから」と渡してくれた。

自分ではなかなか買わない、大好きなもの。
本当にうれしかった。
まだ若いのに、いろいろなことに気配りができる
センスの良い人だと思っていたけれど
選ぶものもすばらしい。
まだ30代というのに
両親の介護と子育てに奔走している。
「誰もが通る道、ちょっとあなたには早く来ちゃったけどね」と
励ましにもならない言葉をかけたことがある。
深くうなずいた彼女は少し涙ぐんでいたが
すぐに満面の笑みを浮かべた。
すごい人だなと、この時も思った。
彼女の一人息子4歳は
私の名前だけを憶えてくれている。
最初に仲間でご飯に行こうと予定した時に
息子が手足口病になって、何も食べられずにかわいそうで、わたしは今日いけません。
そう彼女がlineしてきたから、
ご飯に行く前に彼女のマンションによって
やわらかいものなら食べられるかなと思って
スポンジ系のケーキやゼリー飲料を届けた。
だから、なんとなく覚えてくれたのかも。
職場にお母さんを迎えに来た時も、
私を見つけると走ってきて、抱きついてくる。
これで可愛くないわけがない。
こちらがもう絶大なファン状態である。
彼女家族との縁、これからも繋がってくれると嬉しい。
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