週末の年女誕生会で集まったのだからと
日曜日はみんなでグランドマーケットにでも行こうと話していたところ
起きてきたお孫の顔色が良くない。
「きつい」とも言う。

しばらく様子を見ながら、せっかくの好天なのだからと
近場の公園とショッピングに予定を変更した。
お孫の好きな蒸気機関車もこの日の天気に良く映える。

以前に一度来たときには興味を示さなかったのに
ボートをじっと見ている。
「乗りたい？」と聞くとまさかの即答

父親と叔母なのに「ねえね」と呼ばせている厚かましい歳女を
同乗の旅の相手に選んだ。
運動神経が良いのとボートを漕ぐのがうまいのとは別問題らしい
かなり苦戦して池を回遊していたが
制限時間ギリギリになってやっと要領を得たようで
船着き場まで戻って来れた。

30分で330円
かなり良心的な設定だ。

夕刻　一緒にお風呂に入りながら
（どうしてかお風呂は婆を希望するお孫）
その時の様子を目を真ん丸にしながら
興奮して話し続けた。

お孫にとってマーケットで骨とう品を見るよりも
記憶に残る一日となったようだ。