長寿を祈る思い…
昨日は母が旅立った日
もう4年…
早朝に電話がかかってきたことを
今でもコマ送りでしっかり思い出せる。
先日 紅葉で訪れた場所で
長寿とボケ防止の願いが書かれたお堂の前
さて私はどちらを願っているのだろうかと考え
隣にいる夫に聞いてみた。
「長寿…でもないか」とポツリ
母の最期の一年は
アルツハイマー型認知症だろうと思いながら
はっきり診断がでたのは、最後の一カ月
自分が自分でなくなるような感覚と闘っていたのだろう
「どうしたら死ねるのかね」とつぶやくこともあった。
支えてきたつもりでいたけれど
あれで良かったのだろうかといまだに思考はぐるぐる。
母が好きでよく作ってくれたアップルパイ
母の味とは程遠い大雑把な味だが、作ってみた。
よく登場するこの皿は母が友人からもらったとかで
特に気に入っていたもの。
こうして使い込みながら、母を思うのも良いと思っている。
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